NPBからメジャー行きの可能性ある投手、米特集 マイコラスは「興味深いFA」
牧田には厳しい見方も
今オフの日本ハム・大谷翔平投手の渡米が高まり、米国国内の報道も高まっている。その中、NPBからメジャーに移籍する可能性がある選手について複数のメディアが改めて紹介している。
「マイコラスって誰? 日本から来るもう一人の興味深いFAだ」と特集したのは米誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版。マイルズ・マイコラス投手は2012年にパドレスでメジャーデビューし、14年にレンジャーズでプレー。その後、15年から巨人に所属し、今季も14勝8敗、防御率2.25と投手陣を支えた。
同誌は大谷が注目を浴びている様子を伝えた上で「時を同じくして、先発投手の補助を探す複数球団から興味を集めるもう一人のNPB投手がいる」と、マイコラスについてレポート。巨人での活躍について「エースとしてブレーク」と伝えた。
一方、米CBSスポーツ電子版は西武からポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す西武の牧田和久投手について特集。「スポーツ・イラストレイテッド」と同様に「MLB球団に加入する日本からの投手はオオタニだけじゃない」との視点で特集を組み、33歳右腕について「遅咲きのベテラン投手」とレポートした。ただ、「33歳でMLBの計測記録のないサブマリン救援投手はたいてい高い需要がないため、マキタがもしいい契約オファーを受け取らなければ、彼は来季日本でプレーする準備をするだろう」とも伝え、「MLB球団はキャンプ招待付きのマイナー契約以上のものを与えるつもりはないだろう」と厳しい見方も示している。
(Full-Count編集部)