日ハム斎藤が5年連続ダウンの170万円減で更改「来年は監督を胴上げしたい」
5月31日DeNA戦で623日ぶり勝利飾るも「悔しいシーズン」
日本ハムの斎藤佑樹投手が1日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状の2000万円から170万円減の1830万円で、5年連続ダウン更改となった(金額は推定)。
プロ7年目の今季は、5月31日のDeNA戦に先発し、6回途中1失点の好投で、2015年9月16日のロッテ戦以来、623日ぶりの勝利を飾った。だが、1軍に定着しきれず、通算6試合に投げて1勝3敗、防御率6.75と不本意な成績に。「納得のいくシーズンではなかった。もっと勝ち星を挙げたかった。悔しいシーズンでした」と振り返った。
2010年ドラフト1位入団の斎藤は、ここまで決して期待通りの活躍はできていない。1年目と2年目は19試合に登板し、投球回も100イニングを越えたが、2012年日本シリーズで右肩を負傷して以来、波に乗りきれずにいる。8年目を迎える来年は30歳。球団からは「来年栗山監督を胴上げしてほしい、ファイターズに絶対必要と言っていただきました」と話す。
「来年は監督を胴上げしたいです」
自身にとって納得のいく、そしてチームの優勝に貢献するピッチングを見せたい。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)