米メディア「もう一人の日本人」牧田も高評価 “トリック”で「打者を幻惑」!?

高く評価される「先発とリリーフでの経験」

 そんな牧田の武器は「煙と鏡」。つまりマジシャンが用いる巧妙なトリックだと指摘した上で「100マイル(約161キロ)を投げるオオタニとは異なり、マキタのファストボールは80マイル(約129キロ)そこそこ。その代わり、彼はボールを動かし、幻惑させることで打者を打ち取る」と評価している。

 そして、「先発とリリーフでのベテランの経験」も特筆している。

 2013年と2017年のWBCでは侍ジャパンの一員として活躍。西武では先発投手として110試合に登板し、防御率3.00という成績を残したことも紹介している。一方で、ここ2シーズンは救援に固定され、108試合で登板して141回1/3を投げ、防御率1.91、78奪三振21四球をマークした牧田。1年目には22セーブも挙げており、記事では、先発でもブルペンでも起用できる万能性も紹介している。

 また、メジャーの新労使協定で25歳以下の大谷はアマチュア扱いでしばらく最低賃金を手にすることになるが、牧田はメジャー契約を手にできる権利を持っていることも紹介。大谷がメジャーのオフの話題を一手にさらう中、サブマリン右腕も現地で高い評価を受けているようだ。

(Full-Count編集部)

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