西武源田は3倍超4100万円、楽天嶋は1億円の単年契約…12月4日の主な更改

契約更改に臨んだ日本ハム・田中賢介【写真:石川加奈子】
契約更改に臨んだ日本ハム・田中賢介【写真:石川加奈子】

日本ハム田中賢は62%の大幅ダウン、西武中村も1.3億円減

 プロ野球では4日、ソフトバンク、西武、楽天、日本ハム、DeNA、巨人などで契約更改が行われた。

 2年ぶり日本一に輝いたソフトバンクは、4年契約の3年目を迎える松田宣浩内野手が現状維持の年俸4億円プラス出来高でサイン。今季プロ初勝利を飾った松本裕樹投手は400万増の1200万円でサインした。

 西武は今季新人王に輝いた源田壮亮内野手が、3倍を越える2900万円増の年俸4100万円でサイン。一方、腰痛の影響で115試合の出場にとどまった中村剛也内野手は、打率.217、27本塁打、79打点と期待通りの活躍ができず、1億3000万円減の年俸2億8000万円となった。ドラフト1位入団した今井達也投手は現状維持の1300万円でサイン。その他、野田昇吾投手、平井克典投手、川越誠司投手、小石博孝投手、玉村祐典投手、誠投手、藤田航生投手、炭谷銀仁朗捕手、水口大地内野手、外崎修太内野手、木村文紀外野手、斉藤彰吾外野手、坂田遼外野手も契約更改した。

 楽天は、今季で4年契約を終えた嶋基宏捕手が現状維持の年俸1億円で単年契約を結んだ。今季は112試合に出場したが、打率.199と不本意な成績に終わっていた。その他、三好匠内野手も契約更改した。

 日本ハムは、田中賢介内野手が2億円から減額限度を超える62%ダウンの7560万円でサイン。今季は107試合に出場し、打率.252と低迷した。杉谷拳士内野手は2450万円から320万円減の2130万円、上沢直之投手は1000万円から1400万円アップの2400万円、白村明弘投手は現状維持の2100万円、浦野博司投手は1800万円から140万円アップの1940万円、岡大海外野手は2300万円から250万円ダウンの2050万円、谷口雄也外野手は1900万円から390万円ダウンの1510万円で更改した。

 DeNAは田中浩康内野手が700万円増の年俸2200万円でサイン。ヤクルトを戦力外となったが、DeNAに加入した今季は開幕1軍の座を勝ち取り、66試合に出場し、打率.201だった。

 巨人は西武から国内FA権を行使していた野上亮磨投手が入団会見に臨んだ。3年総額4億5000万円で背番号は「23」となった。その他、吉川光夫投手、桜井俊貴投手、中川皓太投手、池田駿投手、小林誠司捕手、山本泰寛内野手が契約を更改した。(金額は推定)

(Full-Count編集部)

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