ホークス高田は200万増でサイン 工藤監督からの課題は「足を速くしろ」
今季は58試合に出場して2本塁打
2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクの高田知季内野手が5日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、200万円アップの2200万円で契約を更改した(金額は推定)。
昨季途中に左肩を脱臼し、手術を受けた高田。今季もリハビリからスタートし、地道に段階を踏んできた。6月13日に1軍に昇格し、そこから58試合に出場。114打数26安打の打率.228、2本の本塁打も放ち「リハビリが明けても1軍に上がれるか不安はありましたけど、1軍に呼んでもらって、チームの力になれたので最後まで上に入られたと思う」と語った。
来季でプロ6年目、28歳になる。チームから期待されているのは、二塁手でのレギュラー奪取。それは本人も自覚しており「開幕1軍を目指し、そこから結果を残してレギュラー、1つのポジションを勝ち取れるようにやっていきたい」と意気込んだ。
オフに掲げる課題は走力の向上だといい「秋のキャンプで監督から足を速くしろと言われたので、下半身中心にプレーに活かせる筋力作りをしたい。走り方が悪いみたいで。トレーニングの仕方も何個か教えていただいているので、それを継続していきたい」と話していた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)