DeNA筒香は3.5億円、奪三振王の楽天則本は2.5億円…12月6日の主な更改
巨人の山口俊と澤村は揃って現状維持でサイン
プロ野球では6日、ソフトバンク、楽天、阪神、DeNA、巨人などで契約更改が行われた(金額は推定)。
ソフトバンクは今季16勝を挙げ、最多勝を獲得した東浜巨投手が契約更改。今季3600万円から2.5倍増となる9000万円でサインした。今季8試合出場と不本意なシーズンに終わった吉村裕基外野手は1000万円ダウンの4000万円で更改した。
楽天はエース右腕の則本昂大投手が、5000万円アップの2億5000万円でサイン。今季は15勝を挙げて、プロ入り5年連続2桁勝利を記録したほか、8試合連続2桁奪三振のNPB記録を樹立。222奪三振をマークして、史上4人目となる4年連続の奪三振王に輝いた。
阪神は、チーム最多の12勝を挙げた秋山拓巳投手が契約更改交渉に臨み、3000万円増となる4100万円でサインした。
今季シーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち抜け、日本シリーズに進出したDeNAは、主将の筒香嘉智外野手が5000万円アップの3億5000万円で更改。またルーキーながら10勝を挙げ、チームの躍進に貢献した濱口遥大投手が初めての契約更改に臨み、3250万円増の4750万円でサインした。2年目左腕の今永昇太投手は4400万円増の8400万円、桑原将志外野手は4500万円増の8500万円、三上朋也投手は2750万円増の8750万円で更改した。
巨人はDeNAからFA移籍1年目だった山口俊投手が、現状維持となる2億3000万円でサイン。7月に暴力トラブルを起こし、出場停止処分などを科されていた。また、右肩の違和感を訴えてプロ入り後初めて1軍登板のなかった澤村拓一投手も、現状維持の1億5000万円で更改した。
(Full-Count編集部)