ヤンキース、スタントン獲得の本命に? 米記者「関係者は近づいてると確信」

ジャッジとの計111発コンビ誕生も

 スタントンは全球団に対するトレード拒否権を持っている。ジャイアンツ、カージナルスについては、このトレード拒否権を放棄しなかったため、獲得は実現しなかったと両球団が発表。一方で、ヤンキース、ドジャース、カブス、アストロズへの移籍には応じる構えだと報じられており、記事では「報道から、スタントンはヤンキース、もしくはドジャース、カブス、そしてアストロズに行くためにトレード拒否権を行使しないように思える。しかし現時点ではニューヨークとロサンゼルスのみがスタントンと密接なつながりを持っている」としている。

 ヤンキースは今季、ワイルドカードでリーグ優勝決定シリーズまで勝ち進み、アストロズとの死闘の末に敗退した。伸び盛りの若手が揃っており、スタントンと同じ右翼にはア・リーグの本塁打王(52本)&新人王に輝いたジャッジがいる。スタントン獲得が実現すれば、今季の両リーグ本塁打王が揃い、計111発の“超人コンビ”が誕生するものの、ポジションが重なるだけに起用法に注目が集まりそうだ。

 一方、ワールドシリーズでアストロズに敗れたドジャースもまだスタントン獲得に動いていると伝えられている。

(Full-Count編集部)

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