野手1位イチロー「凌駕困難な基準」 大谷上陸で沸く米誌、日本人1年目を格付け

イチローは「凌駕するのが困難な基準を作った」

 同誌は「過去3シーズンにランディ・ジョンソン、ケン・グリフィーJr.、アレックス・ロドリゲスを失っていたチームに加わり、スピードスター・スズキはシアトルの次なるスーパースターとなった」と称賛。さらには「いかなる日本人ルーキーにとって、凌駕するのが困難な基準を作った」と評している。

 野手の2位は2005年にホワイトソックスに加入した井口資仁内野手。ダイエーの日本一に貢献した2004年オフに自由契約となり、ホワイトソックスと2年総額490万ドルで契約した。1年目は打率.278、15本塁打、15盗塁でWARは2.8。文中では「2番二塁として、とても堅実なルーキーシーズンの活躍だった。チームの88年ぶりのワールドシリーズ優勝に貢献し、これは日本人野手として初の偉業であった」と紹介している。

 井口に続く3位は、2003年に巨人からヤンキースに加入した松井秀喜外野手。ヤンキースと3年2100万ドルの契約を結び、1年目に106打点と活躍した。4位は2012年の青木宣親外野手(ブルワーズ)。打率.288、10本塁打、30盗塁、WAR3.4という成績で、ナ・リーグ新人王投票で5位に選出。ちなみに記事中では、この年の新人王がナショナルズのブライス・ハーパー外野手だったことも紹介。そして、5位は2006年にマリナーズに移籍した城島健司捕手となっている。

 エンゼルスでは投打での活躍が期待されている大谷。二刀流のスーパースターは偉大な先輩たちに迫り、さらにはそれを凌駕するような衝撃のルーキーシーズンを過ごすことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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