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近年は主力候補が続々と入団 オリックス、過去10年のドラフト査定

オリックスは毎年、はっきりした補強ポイントをもってドラフトに臨んでいる。しかし近年は、そうして獲得した選手から主力級がなかなか育たなかった。そのためもあって12球団で唯一、CSファイナルステージに進出していない。

吉田正、近藤大、山岡、黒木らは早くも主力級の活躍

◯2014年
1位・山崎福也 投 明治大学・49試8勝13敗0S0H 防御率4.17※
2位・宗佑磨 内 横浜隼人高・13試4安0本0点 0盗 打率.154※
3位・佐野皓大 投 大分高(1軍出場なし)※
4位・高木伴 投 NTT東日本・0勝0敗0S0H 防御率6.89※17年戦力外
5位・齋藤綱記 投 北照高・1試0勝0敗0S0H 防御率9.00※
6位・坂寄晴一 投 JR東日本・1試0勝0敗0S0H 防御率27.00
7位・西野真弘 内 JR東日本・300試266安7本76点 33盗 打率.263※
8位・小田裕也 外 日本生命・152試37安2本9点 10盗 打率.236※
9位・鈴木優 投 雪谷高・2試0勝0敗0S0H 防御率37.8※

「見たことがない球が来る」 404発スラッガー中村紀洋氏が語る世界との闘い(侍ジャパン応援特設サイトへ)

 1位の左腕・山崎は今季、先発、救援で投げる。2位の宗は、ギニア人とのハーフ。身体能力が高く注目されている。3位の佐野は2018年から育成契約となり、内野手転向が発表された。7位の西野は小柄だが二塁守備の名手として頭角を現した。

◯2015年
1位・吉田正尚 外 青山学院大学・127試138安22本72点 1盗 打率.301※
2位・近藤大亮 投 パナソニック・56試1勝1敗1S25H 防御率2.91※
3位・大城滉二 内 立教大学・186試121安2本28点 8盗 打率.239※
4位・青山大紀 投 トヨタ自動車・2試0勝1敗0S0H 防御率6.75※
5位・吉田凌 投 東海大学付属相模高・1試0勝1敗0S0H 防御率20.25※
6位・佐藤世那 投 仙台育英学園高(1軍出場なし)※
7位・鈴木昂平 内 三菱重工名古屋・117試10安0本4点 0盗 打率.133※
8位・角屋龍太 投 ジェイプロジェクト・2試合0勝0敗0S0H 防御率11.57※
9位・赤間謙 投 鷺宮製作所・31試1勝1敗0S1H 防御率4.08※
10位・杉本裕太郎 外 JR西日本・10試2安1本2点 0盗 打率.100※
育1位・塚田貴之 投 白鴎大学(1軍出場なし)
育2位・赤松幸輔 捕 香川オリーブガイナーズ(1軍出場なし)

 1位の吉田正は、故障が多いがリーグ屈指のスラッガーになる可能性を秘めた逸材として注目されている。2位の近藤は中継ぎ投手として活躍。3位の大城滉二は俊足のユーティリティ内野手として今季122試合に出場した。

◯2016年
1位・山岡泰輔 投 東京ガス・24試8勝11敗0S0H 防御率3.74※
2位・黒木優太 投 立正大学・55試6勝3敗2S25H 防御率4.22※
3位・岡崎大輔 内 花咲徳栄高・5試2安0本1点 0盗 打率.143※
4位・山本由伸 投 都城高・5試1勝1敗0S0H 防御率5.32※
5位・小林慶祐 投 日本生命・35試2勝1敗0S1H 防御率3.98※
6位・山崎颯一郎 投 敦賀気比高(1軍出場なし)※
7位・飯田大祐 捕 Honda鈴鹿・2試0安0本0点 0盗 打率.000※
8位・澤田圭佑 投 立教大学・13試0勝2敗0S0H 防御率4.15※
9位・根本薫 投 霞ヶ浦高(1軍出場なし)※
育1位・張奕 外 日本経済大学(1軍出場なし)※
育2位・榊原翼 投 浦和学院高(1軍出場なし)※
育3位・神戸文也 投 立正大学(1軍出場なし)※
育4位・坂本一将 内 立正大学(1軍出場なし)※
育5位・中道勝士 捕 明治大学(1軍出場なし)

 14人もの選手を獲得。1位の山岡は先発として、2位の黒木は中継ぎとして実績を残した。巨人・陽岱鋼の従弟の張奕も育成1位で入団。育成5位の中道は病気もあって1年で戦力外になった。

◯2017年
1位・田嶋大樹 投 JR東日本
2位・鈴木康平 投 日立製作所
3位・福田周平 内 NTT東日本
4位・本田仁海 投 星槎国際湘南高
5位・西村凌 捕 SUBARU
6位・西浦颯大 外 明徳義塾高
7位・廣澤伸哉 内 大分商業高
8位・山足達也 内 Honda鈴鹿
育1位・稲富宏樹 捕 三田松聖高
育2位・東晃平 投 神戸弘陵高
育3位・比屋根彰人 内 飛龍高
育4位・木須デソウザフェリペ 捕 御殿場西高

 毎年1~2人が1軍に定着。近年では、2015年に吉田正、近藤大、2016年には山岡、黒木と中軸、セットアッパー、エースをねらえる選手が複数出てきた。こうした選手が順調に成長すれば、オリックスの順位は上がるのではないか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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