田澤純一がトレード要員と米報道、移籍先候補はカージナルスなど6~8球団
外野手オズナと共に近日中にトレード成立か
マーリンズの田澤純一投手がトレード要員として名前が挙がっていることが分かった。12日(日本時間13日)、米スポーツ専門サイト「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者がツイッターで伝えた。
今オフから新オーナーを迎えたマーリンズは、元ヤンキースのデレク・ジーター最高経営責任者(CEO)を中心に、チームの財政再建を図っている。11日(同12日)には6年2億9500万ドル(約335億2600万円)の巨大契約を持っていた今季MVPジャンカルロ・スタントン外野手をヤンキースへトレード。その他にも年俸が高い選手をトレードして若手有望選手を集め、チーム再建を進めると伝えられていた。
ヘイマン記者は「マーリンズはオズナと田澤をトレードし、まず年俸総額を8500~9000万ドル(約96億6000万~102億2800万円)にするようだ」とツイート。外野手マルセル・オズナと一緒に田澤もトレードされる方向でチームが動いていると伝えた。ここまでオズナはトレード有力候補と目されており、地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクラーク・スペンサー記者によれば、カージナルス、ナショナルズ、ロッキーズ、ブルージェイズ、レンジャーズなど6~8チームが獲得に興味を示しているという。
フリーエージェントとなった昨オフにマーリンズと2年1200万ドル(約13億6400万円)の契約を結んだ田澤は、来季の年俸は700万ドル(約7億9600万円)となっている。今季は55試合で3勝5敗、防御率5.69と思い通りの成績を残せず、来季の巻き返しを誓っていた。
(Full-Count編集部)