WSでダルビッシュを2度KO アストロズ選手が“球種把握”明言、米で話題に

少なかった空振り、他の米専門家も指摘「おそらく球種を読まれている」

 記事ではダルビッシュが同シリーズでスライダーとカットボールを48球投じたのに対し、アストロズの打者がわずか2回しか空振りしなかったこと、同球種に対しては打率.556を残したことなども紹介している。

 ダルビッシュは第3戦で2回途中4失点で降板すると、3勝3敗で迎えた第7戦でも2回途中5失点とKOされた。第7戦の初回では守備の乱れもあったが、2回にはスプリンガーに2ランを浴びるなど、悪い流れを断ち切ることができなかった。

 当時からダルビッシュの球種が相手側に読まれていた可能性を指摘する声は上がっており、元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏も自身のツイッターで「アストロズの打席のボディランゲージ、そして、ダルビッシュに対するアプローチから読み取る限り、彼はおそらく球種を読まれている」と分析。元メジャーリーガーで阪神でもプレーしたエドワード・ペレス氏もESPNの番組内で「彼の右手だ。直球を投げる時はいつもグラブに右手を収めるとまったく動かない。すでにボールを握れているからだ。しかし、スライダーを投げる時はいつも微妙に動きが出る。そこだけ見極めればいいんだよ」と指摘していた。

 今回の「スポーツ・イラストレイテッド」の特集は他メディアも取り上げるなど、現地で反響を呼んでいる。

(Full-Count編集部)

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