エ軍入り大谷、同地区の敵将が投打で警戒「ローテのトップ」「正真正銘の打者」
開幕カードで対戦のアスレチックス監督「攻撃と投球面で強化につながる」
エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平投手について同じア・リーグ西地区に属するアスレチックスのボブ・メルビン監督が警戒心を示した。米国で開催中のウインターミーティングで会見に臨み、二刀流右腕について語った。
アスレチックスはエンゼルスと来季最も早く対戦する球団で、3月29日(日本時間30日)から始まる開幕カードで対戦する。メルビン監督は大谷の対策について問われ、「まだ準備はできていないんだ。いくつか映像を見て、それと春に彼のプレーを見るかもしれない。エンゼルスは我々に彼のことを見せようとしないかもしれないけどね」と回答。一方で「大物のFA選手が我々の地区に来るのは珍しいことではない。プホルスから始まったことだけど、これまで何年もこの状況を対処してきた」と新たな注目選手の登場にも動じた様子は見せなかった。
ただ大谷の実力は高く評価しているようで、「攻撃面でも投球の面でも強化につながり、彼らが恐らく求めていた左打者が加わったということだね。ローテーションのトップになる男だと思う」と警戒。「私の知る限り、この男は正真正銘の打者だ」と打撃についても高く評価し、「エンゼルスがオオタニをどのように起用していくかに関しては、様子を見ていくことになると思う」と話した。
(Full-Count編集部)