“キモカワ”謎の魚に世界も注目 今季の好珍プレーの数々【ロッテ編】

ロッテ・井口監督【写真:細野能功】
ロッテ・井口監督【写真:細野能功】

今季最下位に終わったロッテ、最も注目を集めたのは

 ソフトバンクの日本一で幕を閉じた2017年のプロ野球。世は真冬の様相となり、球界もすっかりオフシーズンとなった。行く末が注目されていた大谷翔平投手のエンゼルス移籍も決まり、各球団の新助っ人補強の動きも続々と発表されてきている。契約更改交渉の話題もメディアで扱われ、ファンの関心をひいていることだろう。

 キャンプが始まる来年2月1日まであと1か月半ほど。選手たちの華麗なプレーを目の当たりにするのが、待ち遠しいファンも多いことだろう。そんな中で「パ・リーグTV」では各球団の珍プレー好プレーを集めた動画を公開している。そこで、ここでは今季の各球団の珍プレー、好プレー3傑を独断で選出し、紹介していきたい。まずはパ・リーグ最下位のロッテからだ。

【珍プレー】
(3)敵を騙すには、まず味方から?
9月21日の西武戦(メットライフD)の6回だった。ロッテのマウンドにはルーキーの佐々木千隼。西武の浅村が捉えた打球は中堅への強烈な飛球となった。本塁打を覚悟したのだろうか、佐々木は打球を追うことなく、その場で膝を着きガックリと崩れ落ちた。打球を追う中堅・荻野貴はフェンスによじ登る。だが、打球は思いのほか飛んでおらず、荻野貴はすぐにフェンスから降りて、フェンス際で打球を掴んだ。これには荻野貴も、伊東勤前監督も苦笑いだった。

(2)ペーニャ、疲労困憊
9月8日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)の7回2死一、二塁で打席に立ったのは角中。キューバ人左腕のモイネロと対峙すると、フルカウントからファールを連発。自動的にスタートとなる状況だったため、一塁走者のペーニャも投球のたびにスタート。粘った末に四球となり、二塁に進んだペーニャは片膝をついてグラウンド上にへたり込んでいた。

「謎の魚」は米MLBや英BBC放送までもが取り上げた

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