通算237勝サバシア、ヤンキースと再契約に合意 エンゼルス入りは実現せず
FA左腕は1年約11億円で契約合意、来季がヤンキース在籍10年目に
通算237勝(146敗)を誇るCC・サバシア投手がヤンキースとの再契約に合意したと、米メディアが伝えた。今季限りで契約が満了し、フリーエージェント(FA)となっていた左腕については、大谷翔平投手を獲得したエンゼルスも獲得に動いていると報じられていたが、大方の予想通り名門球団への残留という結末となった。
サバシアについて、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はツイッターで「関係者によると、ヤンキースはCC・サバシアと1年1000万ドル(約11億2600万円)で合意した。契約へ身体検査を残している」とレポート。また、同記者は、サバシアの契約にはイニング数に応じたインセンティブ(出来高)が含まれているとも伝えている。
今季がヤンキースとの大型契約が最終年となっていたサバシア。昨年までの3年間でわずか計18勝と衰えが見え、アルコール依存症にも苦しんだが、今季は27試合先発で14勝5敗、防御率3.69と復活。プレーオフでも勝負強さを見せ、ヤンキースとの再契約が濃厚と見られていた。
NYメディアは、先発ローテーションの補強が必須となっているエンゼルスがサバシアと交渉したと報じたものの、契約は成立せず。ヤンキースは来季、田中将大、ルイス・セベリーノ、ソニー・グレイ、ジョーダン・モンゴメリー、そしてサバシアという先発ローテで開幕を迎えることになりそうだ。
(Full-Count編集部)