注目高まる菊池雄星、海外メディア熱視線「スライダーはカーショーと比類」
西武・菊池に海外から熱視線
今オフ、大きな盛り上がりを見せた大谷翔平の争奪戦はエンゼルスが制する形で決着がついた。そして将来的に渡米する可能性がある逸材として西武の菊池雄星への注目が高まっている。
ブルージェイズの地元紙「トロント・スター」電子版は「次なるショウヘイ・オオタニはすでに舞台袖で待機中」との見出しで特集記事を掲載。「リーグ首位の防御率を誇る西武ライオンズ左腕はロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショーと比類されるスライダーを持ち、かつて若きショウヘイ・オオタニのロールモデルだった」とレポートした。
ドジャースやエンゼルスが本拠を置くロサンゼルスの地元紙「LAタイムズ」電子版も今月の報道で左腕のプロフィールを紹介。高校時代にドジャースのスカウトが視察に訪れていたことなどにも触れ、「もしかしたら彼は8年前に検討した場所、ドジャースに降り立つことになるかもしれない。そして今、見通しは以前よりもはっきりしている。もしカーショーと一緒のローテーションに入らない場合でも、代わりにもなれる」とレポートしている。
プロ8年目の今季はキャリア最高の16勝(4敗)、防御率1.97で2冠を達成。2年連続となる2桁勝利で見事にチームを牽引した。米メディアの熱視線を浴びる左腕は来季さらなる飛躍を遂げることができるか。