ホークス和田は現状維持4億円、今季わずか8戦登板に「申し訳ない1年だった」
開幕直後に左肘に違和感、5月に手術で長期離脱
2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクの和田毅投手が18日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸4億円(金額は推定)で契約を更改した。和田は日本球界に復帰した2015年オフに3年契約を結んでおり、来季は最終の3年目を迎える。
今季は開幕直後から左肘の違和感に苦しみ、早々に戦線を離脱。5月には左肘の遊離軟骨除去手術を受けた。シーズン終盤に復帰したものの8試合登板止まり。4勝0敗、防御率2.49の成績に終わり、和田本人も「今年1年貢献できなかったことを謝りました。申し訳ない1年だったと話しました」と語った。
筑後で行った昨オフの自主トレでは、笠谷俊介投手が“弟子入り”したが、今オフはさらに3人の若手が門下に入ることになったという。来年1月に始動する自主トレに参加するのは、16年ドラフト1位の田中正義投手に加え、伊藤祐介投手、斎藤誠哉投手の育成2選手。「やらせてくださいと言ってきたので、断る理由もないですし、若い4人と2月1日にいいアピールをできる状態になるように頑張りたい」と歓迎の様子。プロ16年目を迎える来季に向け、若手と共に切磋琢磨する。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)