韓国人野手がまた1人、MLBから“出戻り” 金賢洙がLGと4年12億円で契約

フィリーズからFAとなっていた金賢洙【写真:Getty Images】
フィリーズからFAとなっていた金賢洙【写真:Getty Images】

韓国メディアが報じる、すでに朴炳鎬と黄載鈞もKBO復帰が決定

 フィリーズからフリーエージェント(FA)となった金賢洙外野手が、韓国LGツインズと4年総額115億ウォン(約12億円)で契約したと、韓国大手スポーツ紙「スポーツソウル」が報じている。

 金賢洙は2015年オフに斗山ベアーズからFAとなり、オリオールズと2年総額700万ドル(約7億9000万円)で契約。オープン戦は絶不調で、マイナー降格の危機にあったが、契約に含まれていた拒否権を盾に開幕ロースター入りを果すと、シーズンでは95試合出場で打率.302、6本塁打、22打点と活躍した。

 しかし、2年目の今季は打率.232と成績が低迷し、7月にフィリーズにトレード。新天地でも目立った成績を残せず、シーズントータルでは96試合出場で打率.231、1本塁打、14打点に終わり、オフにFAとなっていた。

 KBOでは10シーズンで通算打率.318を残している金賢洙は、記事の中で「新しい機会を下さったLG球団に感謝したい。チームメイトと共に成長し、チームの勝利に貢献したい」とコメント。また、球団側は「チームの中心選手として活躍してくれることを期待している」としている。

 このオフは、メジャーで結果を残せずに韓国球界に復帰する選手が目立つ。すでに、ツインズでプレーした朴炳鎬内野手がネクセンに、ジャイアンツでプレーした黄載鈞がKTウィズに移籍することが決まっている。

(Full-Count編集部)

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