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新たなチームの「顔」へ 右肘手術乗り越えたハム23歳右腕の決意

増井浩俊投手と大野奨太捕手の移籍、大谷翔平投手の渡米などに伴って、来季は本格的な転換期を迎えるだろう北海道日本ハム。今シーズンは活きのいい若手が少しずつ頭角を現してきたものの、より多くの選手に「チームを背負うのは自分だ」と名乗りを上げてもらわねばならない。特に投手陣の中では、来季7年目を迎える23歳の上沢直之投手に注目だ。

来季背番号「15」へ、「自分の中でいいきっかけに」

 チームにとっては、栄光に彩られた2016年。上沢にとっては「何もできなかった」と苦々しい思いで振り返る2016年。しかし、その悔しさを胸に挑んだ2017年は、確かに大手術からの復活を印象付けるシーズンとなった。4月7日のオリックス戦で1軍復帰登板。そして4試合目の登板となる7月2日の千葉ロッテ戦、6回1失点の好投で726日ぶりとなる勝ち星を手にする。7月9日には784日ぶりに本拠地勝利を挙げるとともに、自己最速タイとなる149キロを計測し、右肘の不安を完全に払拭してみせた。

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 その後は好投を続けるものの勝ち星に恵まれず、シーズン成績は15試合4勝9敗、防御率3.44。大きく負け越すことになってしまったが、2014年に垣間見せたポテンシャルの高さ、手術を乗り越えて1軍に帰ってきた精神力、何よりまだ23歳という年齢を考えれば、来季以降、上沢が先発陣の柱の1人になることを期待せずにはいられない。

 11月23日には、背番号が「63」から「15」へ変更になることが発表された。上沢自身は「来季にかける思いもありますし、自分の中でいいきっかけになると思います。大好きなメンドーサの後に15番をつけられることもうれしいです」と語る。さらに12月14日には一般女性との結婚を公表した。「より一層責任感を持って家庭での生活、野球に取り組んでいきたいです」と笑う右腕。公私ともに大きな転機を迎えたその身にかかる期待は大きい。

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