主力大量流出マーリンズ、退団ゴードンが元同僚を思い悲痛な声「さらに苦しむ」

今オフにマーリンズからマリナーズへトレードとなったゴードン【写真:Getty Images】
今オフにマーリンズからマリナーズへトレードとなったゴードン【写真:Getty Images】

マリナーズへ移籍のゴードン、古巣の現状に悲痛な声「事態を理解するのは困難」

 今オフ、マーリンズからマリナーズへ電撃トレードとなった今季盗塁王ディー・ゴードン内野手が元チームメイトたちの行く末を憂い、悲痛な声を上げている。米メディアが伝えている。

 元ヤンキースのデレク・ジーター氏らが新オーナーに就任したマーリンズはオフにチーム改革に着手。イチロー外野手との契約延長オプションを行使しなかったほか、盗塁王のゴードンをマリナーズへ、今季本塁打王、打点王、MVPのジャンカルロ・スタントン外野手をヤンキースへ、4番打者として飛躍を遂げたマルセロ・オズナ外野手をカージナルスへ次々とトレードで放出した。現在はクリスチャン・イエリッチ外野手にも移籍の可能性が浮上し、同じく主力のJ・T・リアルミュート捕手は球団への不満からトレードを志願したことも報じられている。

 この現状を憂いたのがゴードンだ。米ラジオの「MLB Network Radio on SiriusXM」は公式ツイッターで同選手が古巣の元チームメイトたちを気遣っている様子をレポート。その中でゴードンは「マーリンズに起きていることを理解するのは困難だ」と話し、「特にオズナにとっては(今回のトレードは)辛いことだと思う。彼はマイアミを愛していたからね。自分は他の場所でもプレー経験があるから、そんなに大したことではないんだ。ビジネスだからね。それが現実だから仕方ない。ジャンカルロはプロとしてうまく対応してみせた。いつものようにね」とオズナの心境を慮った。

古巣に残された元同僚に“同情”「これからさらに苦しんでしまう」

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