米ライターの「カブスと契約」報告に…ダルが「fakenews」と反応 米で話題に
右腕の反応を米メディアが取り上げる、ライターは「すまない、ユウ」と“謝罪”
ドジャースからフリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有投手が、「カブスと契約した」という米サイトのライターのつぶやきに対して「フェイクニュース」と反応し、米国で話題となっている。
ダルビッシュはすでに、カブス首脳陣と面談したことを自らツイッターで報告。また、本人や球団の確認は取れていないものの、アストロズとも交渉したと米メディアは報じている。さらに、ツインズが強い興味を示している他、古巣のレンジャーズ、ドジャースに加えて、田中将大投手が所属するヤンキース、大谷翔平投手の加入が決まったエンゼルスなどの名前も浮上。ここにきて、FA市場NO1評価を受ける右腕を巡る動きは一気に激しさを増してきた。
そんな中、あるつぶやきが話題に。風刺的な記事を掲載する米サイト「バーストゥール・スポーツ」のライターが「チームドクターの診断の後、ダルビッシュとカブスの契約は完了した」と突然、真偽不明のツイート。これに対して、ダルビッシュはツイッターで「#fakenews」とハッシュタグを投稿した。
すると、米スポーツメディア「スポーティングニュース」は「ユウ・ダルビッシュはカブスと契約したというレポートに対して『#fakenews』と呟いた」との見出しでレポート。また、「NBCスポーツ」も「ユウ・ダルビッシュはカブスと契約したという噂を打ち消した」とのタイトルをつけて報じ、右腕の“否定ツイート”を紹介した上で「ダルビッシュはまだフリーエージェントだ」と伝えた。さらに、米ヤフースポーツも「ユウ・ダルビッシュは、カブスと契約したというレポートは『フェイクニュース』だと言っている」と、本人の反応を取り上げている。
その後、「バーストゥール・スポーツ」のライターは「ダルビッシュがプロスポーツ最高の組織に加わるという虚偽の報道をしてしまったことを公式に謝罪したい。すまない、ユウ」と呟いた。
ジョークなのか、本気なのか。一連の行動について、このライターの真意は不明だが、いずれにしても、ダルビッシュの去就に大きな注目が集まっていることは確か。カブスを含め、候補として名前が挙がっている球団の中からどこを選ぶのか。本人は、決着は早くてもクリスマス後になるとツイッターで示唆しているが、米メディアもその動向を注視している。
(Full-Count編集部)