3年12億円で更改の鷹・柳田が口にした感謝の思い 「カスみたいな選手を…」

今季は3年連続最高出塁率のタイトルを獲得「日本一のバッターを目指していきたい」

「ホークスに必要な選手で、ずっとホークスでやってほしいと言ってもらいました。嬉しかったですし、プロに入った時にこういう選手になりたいと想像して入って、まさか本当にそうなれるとは思っていなかったので、嬉しかった。ただ、それと引き換えに、もっとチームを引っ張っていきたい」と語った柳田。その会見の中で何度も口にしたのは「日本一のバッターになりたい」だった。

「チームは日本一を目指していますし、個人的にも日本一のバッターを目指していきたい」と言い、「日本一のバッターとはどんな打者?」との報道陣からの問いには「誰が見ても凄いと思うバッター。子供が目標にしてくれるような選手。松井秀喜さんとかそういうイメージ」と答えた。右脇腹肉離れの離脱もあった今季は130試合に出て、448打数139安打31本塁打99打点、打率.310の成績を残した。.426を記録した出塁率は、もちろんリーグトップで3年連続最高出塁率のタイトルも獲得した。

「ホームランをたくさん打って、子供たちに柳田選手のようになりたいと思ってもらえるようになりたいですね。これまでのキャリアハイは34本なので、キャリアハイを目指していきたい。もっともっとレベルアップしたい。キツイ練習、しんどい練習をして追い込んでいきたい。チームも日本一、選手としても日本一を目指します」

 柳田悠岐の目指すところは、まだまだ上にある。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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