167キロ超に168キロ超! 今季メジャー最速送球は23歳ルーキーが“2冠”
最速補殺もフィリップス、ここ3年でも2番目に速い記録に
寸評では「今年フィリップスはマイナーで多くの時を過ごした。外野では213イニングしか出場しておらず、これはレギュラーのムーキー・ベッツやチャーリー・ブラックモンの約15%である。しかし限られたプレー時間に関わらず、彼は今シーズン最速となる送球を3度記録した」とレポートしている。
また、最速の補殺もフィリップスが記録したという。9月13日の同カードで6回1死二、三塁からセンターへ飛んだ飛球は犠牲フライになるかと思われたが、中堅のフィリップスは豪快なフォームで本塁へストライク送球。三塁走者の生還を阻止した。この送球は104マイル(約167.4キロ)を計時。記事ではこの3年でもヤンキースのアーロン・ヒックスが2016年に記録した105.5マイル(約169.8キロ)に次いで2番目に速い記録だったと紹介している。
一方、盗塁阻止ではヤンキースのゲーリー・サンチェス捕手が10月2日のロイヤルズ戦で記録した86.6マイル(139.7キロ)、捕手のミットに収まった瞬間からベースカバーに入った野手のグラブに収まるまでの秒数「ポップタイム」では三盗阻止でマーリンズのJ.T.リアルミュートの1.38秒、二塁牽制でブルワーズのマニー・ピーニャの1.74秒、一塁牽制でロイヤルズのサルバドール・ペレスの1.46秒が最速だったという。