大谷翔平は2018年に新人王を獲得!? 米メディアが1年目成績を大胆予想
投手としては規定投球回に未達も、打者としては2桁本塁打達成か?
アメリカでも大きな注目を浴びているエンゼルス大谷翔平投手の“二刀流”挑戦。先発投手としてマウンドに上がると同時に、指名打者(DH)として野手出場をする予定だ。エンゼルスのビリー・エップラーGMは焦らず育成していく方針を打ち立てているが、誰もが気になるのが1年目の成績だろう。米スポーツ局「CBSスポーツ」公式サイトでは「MLB2018年、50の予測」と題した特集を展開。この中で大谷の1年目の成績を予測し、新人王獲得を預言している。
記事では、今オフのフリーエージェント(FA)選手の契約先、2018年のシーズン成績、メジャー関連出来事、来オフの動向などを幅広く予測。大谷は2018年のシーズン成績の項目で登場し、次のように予測された。
「MLB1年目のショウヘイ・オオタニは、マウンドでは規定投球回に達しないが、打席では2桁本塁打を放ち、OPS(出塁率+長打率)は.800を超えるだろう」
エンゼルスでは先発6人ローテを採用し、前述の通り、大谷に関しては無理をさせずに起用していく方針だ。そのため、投手として規定投球回に達しない可能性は十分にある。一方、中5日のローテーションのうち先発日とその前日に野手出場をしないとすれば、164試合の約2/3=約110試合にDH出場する計算になり、2桁本塁打を放つことも夢ではなさそうだ。一般にOPSは.750前後が平均とされ、.900以上が一流打者、.800以上の数字を残せれば成功の範囲内と言える。大谷の初年度は、投手よりも野手として一定の成果が上がる、と予測されている。
さらには、大谷はレイズの若手有望株ブレント・ハニーウェル投手を抑えて新人王にも輝くと預言している。ハニーウェルは大谷より1歳若い22歳で、2014年ドラフト2巡目でレイズ入した右腕だ。
その他、記事では来季はインディアンスがア・リーグを制し、ワールドシリーズではナ・リーグ覇者のナショナルズを第6戦で倒して優勝すると予測している。
(Full-Count編集部)