球団ワースト96敗、ヤ戦病院、10点差逆転…ヤクルトの2017年10大ニュース

前半戦だけで10連敗&14連敗と2度の大型連敗

○2度の10連敗超
 苦しいチーム状況を映し出すかのように、今季は2度の大型連敗を喫した。5月30日のオリックス戦から1引き分けを挟んで、6月10日のロッテ戦まで10連敗。さらには、7月1日の阪神戦から1引き分けを挟んで7月21日の阪神戦まで泥沼の14連敗を喫した。

○真中監督が辞任、小川淳司SDが新監督に再登板
 2015年にリーグ制覇を果たしながらも、昨季は5位、そして今季は最下位と低迷したチームの責任を取って真中満監督が今季限りで辞任となった。新監督には真中監督の前に2014年まで指揮を執った小川淳司シニアディレクターが復帰することとなった。

○宮本慎也氏が復帰
 小川監督の就任に伴い、2013年限りで現役を引退していた宮本慎也氏が新たに1軍ヘッドコーチに就任。5年ぶりにスワローズのユニホームに袖を通すことに。また、広島でコーチを務めていた石井琢朗氏、河田雄祐氏が入閣することになった。

○10点差逆転勝利
 7月26日の中日戦で、歴史的な逆転勝利を収めた。先発が崩れて5回までに0-10の大差をつけられた。だが、そこから驚異の逆転劇がスタート。7回に代打の中村が2ランを放って反撃の狼煙をあげ、8回には打者一巡の猛攻で一気に8得点を挙げて同点に。試合は延長にもつれ込むと、10回1死から代打の大松がサヨナラ本塁打を放ち、大逆転劇に終止符を打った。10点差逆転勝利はプロ野球タイ記録で史上4度目、セ・リーグでは2度目のことだった。

石川雅規が通算2500投球回、鵜久森が代打サヨナラ満弾

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