37年ぶり連覇、3年目右腕大ブレイク、通訳人気上昇…広島2017年10大ニュース

貢献度大の2コーチが退団、クレート通訳の人気上昇

○梵英心が退団

 37歳のベテラン梵英心が出場機会を求めて自由契約となった。俊足巧打の遊撃手として入団1年目の07年に新人王。10年には盗塁王、ゴールデングラブ賞を獲得するなど低迷期を支えたベテランンがチームを去ることになった。

○石井、河田両コーチが退団

 シーズン終了後に石井琢朗打撃コーチ、河田雄祐外野守備・走塁コーチの退団が決まった。石井コーチは巧みな打撃理論と練習量でリーグ屈指の打撃陣を作り上げた立役者。河田コーチは走塁のスペシャリストとして、伝統の機動力野球を復活させた。三塁コーチとしても抜群の判断力でチームの勝利に貢献した。両者とも来季はヤクルトでコーチを務める。カープにとっては手強い存在になりそうだ。

○クレート通訳がプチブレイク

 シーズン中に育成選手から昇格し大活躍したバティスタ。その通訳としてヒーローインタビューで注目を集めたのがクレート通訳だ。カタコトの日本語が独特のワードセンスを誇り、一躍人気者に。元々はバティスタと同じドミニカ共和国のカープアカデミー出身。ブルペン捕手を務めながら、日本語を猛勉強した努力家だ。

(Full-Count編集部)

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