去就に注目集まる上原浩治、FA市場に残る救援投手で“2番手グループ“の評価

カブスからFAとなった上原浩治【写真:Getty Images】
カブスからFAとなった上原浩治【写真:Getty Images】

地元紙が分析、残るリリーバーのFAの市場は手薄!?

 カブスからフリーエージェント(FA)となった上原浩治投手が新天地を探す中、米メディアは今オフ残されたリリーバーのFA市場を手薄と分析している。日本人右腕は2番手グループと評価されており、新天地決定は近いかもしれない。

「レッドソックスはプルペンがプライオリティではないと示す」と特集したのは地元紙「ボストンヘラルド」だ。上原は2シーズン前までレッドソックスに在籍。2013年シーズンには絶対守護神としてワールドシリーズ制覇に貢献した。古巣は新シーズンに向けてブルペン補強に動いているという。

「レッドソックスは未だに傍観者の立場にいる。そして、獲得可能なリリーバーの人員は薄くなっている」

記事では、ア・リーグ東地区の名門とリリーバー市場の現状をこう指摘している。カブスのクローザーを務めたウェイド・デービス投手が、FAでロッキーズと3年5200万ドル(約58億6000万円)の大型契約で合意に達したことで、マーケットに残されたタレントは少なくなったという。

 特集では、グレッグ・ホランド投手(ロッキーズFA)、トニー・ワトソン投手(ドジャースFA)、そして、昨年7月にレッドソックスに移籍し、FAとなったアディソン・リード投手の3人が「トップリリーフ陣」と評価。そして、この3人に続く2番手にベテラン右腕が登場する。

4月に43歳となる上原、「このままの状態で来年を、シーズンを…」と意欲

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