西武・山川の覚醒なるか、首位打者は?…2018年打撃タイトル大予想【パ編】
盗塁はハム西川の独り勝ちの様相も、驚異的成功率を誇るのは…
【盗塁王】
盗塁王は日本ハムの西川が頭1つ抜けている印象がある。過去4年連続で30盗塁以上で、タイトルも2回獲得。しかも西川は盗塁成功率が高く、出塁率も.378と高い。本命は揺るがないだろう。
○10盗塁以上の選手の盗塁成功率
1中村奨吾(ロ)0.917(11盗塁1盗塁死)
2荻野貴司(ロ)0.897(26盗塁3盗塁死)
3西川遥輝(日)0.886(39盗塁5盗塁死)
4外崎修太 (西)0.885(23盗塁3盗塁死)
5今宮健太(ソ)0.789(15盗塁4盗塁死)
ロッテの荻野貴司は2010年のデビュー以来、屈指の韋駄天選手として注目されてきたが、故障が非常に多く、一度も規定打席に達したことがない。しかし、通算盗塁成功率も.879(153盗塁21盗塁死)と驚異的だ。33歳だが、西川の対抗馬に推したい。
そして、盗塁成功率は.787(37盗塁10盗塁死)だが、出塁数が多い西武の源田壮亮にも可能性があるだろう。さらに昨年ブレークした西武の外崎修汰の名前も加えておきたい。
本命:西川遥輝(日本ハム)
対抗:荻野貴司(ロッテ)
穴:源田壮亮、外崎修汰(西武)
これから9か月後、レギュラーシーズンが終わる頃には、一体誰がタイトル争いを繰り広げているのだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)