何大学が最多で何人が在籍? 箱根駅伝出場校出身のパ・リーグ選手一覧

2年ぶり出場の古豪・中央大からは4人

【今大会12位・駒澤大学】
オリックス・増井投手(2009年ドラフト5位)
オリックス・海田投手(2011年ドラフト4位)

【今大会13位・神奈川大学】
楽天・足立選手(2015年ドラフト6位)

【今大会14位・國學院大学】
楽天・山崎選手(2017年ドラフト3位)
楽天・聖澤選手(2007年大学生・社会人ドラフト4巡目)
楽天・嶋選手(2006年ドラフト3位)
北海道日本ハム・杉浦投手(2013年ドラフト1位)
北海道日本ハム・矢野選手(2002年ドラフト6位)

【今大会15位・中央大学】
楽天・美馬投手(2010年ドラフト2位)
オリックス・飯田選手(2016年ドラフト7位)
北海道日本ハム・鍵谷投手(2012年ドラフト3位)
千葉ロッテ・井上選手(2013年ドラフト5位)

【今大会18位・山梨学院大学】
北海道日本ハム・高梨投手(2013年ドラフト4位)

【今大会19位・国士舘大学】
福岡ソフトバンク・椎野投手(2017年ドラフト4位)
埼玉西武・岡本洋投手(2009年ドラフト6位)

【今大会20位・上武大学】
埼玉西武・豊田投手(2013年ドラフト3位)
オリックス・安達選手(2011年ドラフト1位)
千葉ロッテ・三木選手(2013年ドラフト3位)
千葉ロッテ・加藤選手(2012年ドラフト4位)

 今年の箱根駅伝出場校で、最も多くパ・リーグのプロ野球選手を輩出している大学は、昨年に続いて早稲田大学となった。箱根駅伝で13回の総合優勝を誇る同大学は、野球でも名門らしい存在感を発揮し続けている。野球部OBには和田投手や茂木選手、高梨投手ら各球団の主力級が名を連ねているが、他にも鳥谷選手(阪神)や青木選手(メッツFA)といった球界を代表する選手たちも多数送り出してきた。

 2番目に多かったのは6選手を輩出した東海大学。駅伝でも強豪校として知られる同大学は、首都大学野球リーグでも歴代最多の優勝回数を記録している。東海大相模高校や東海大甲府高校などの付属校も、高校野球において絶大な存在感を示し続けている。

 今年の箱根駅伝では日本大学と明治大学が予選会で姿を消した。多くのプロ野球選手をも輩出している名門校が涙を飲んだ一方、史上最多の優勝回数を誇りながら、昨年連続出場記録が87回で途切れた古豪・中央大学が2年ぶりの本選復帰を果たした。同大学の卒業生では、巨人の阿部選手、亀井選手らがセ・リーグで活躍する一方、2017年に再ブレイクした鍵谷投手や美馬投手が、パ・リーグの舞台で確かな足跡を残している。

 そして往路2位から逆転し、史上6校目の箱根駅伝総合4連覇を成し遂げた青山学院大学。同大学の野球部で活躍した井口監督が、来季から千葉ロッテで指揮を執る。この偉業と話題性は優秀な人材を呼び込み、学生スポーツ界の盛り上がりに結び付いていくだろう。今後、青山学院大学はプロ野球界においても旬な大学となるかもしれない。

 プロ野球の2018年のシーズン開幕まであと3か月ほど。新年早々、熱い勝負を繰り広げた箱根駅伝の選手たちに続いて、彼らの先輩にあたるプロ野球選手もグラウンドでの活躍を見せられるか。競技は違えど、真剣勝負に全てを懸けるスポーツマン。今年も、手に汗握る熱戦の数々を楽しみにしている。

【動画】昨季限りで現役を引退し監督に就任した”青学出身”井口資仁の引退セレモニー

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