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阪神藤浪に「待っといて」―オリ2年目右腕・澤田、春夏連覇の盟友との約束

昨年、山岡泰輔投手や近藤大亮投手、山本由伸投手や黒木優太投手など、若手投手の台頭が目立ったオリックス。ウエスタン・リーグでチーム防御率1位を記録し、かつての投手王国復活が期待されている。その例にもれず今年の飛躍が予想される若手であり、なおかつ周囲の喧騒に惑わされることなく2年目を見据えている、澤田圭佑投手を紹介したい。

プロ1年目の藤浪に送った寄せ書きに書かれた言葉

 そんなルーキーイヤーで感じたプロの厳しさ、あきらかになった課題は、もちろんいくつもあっただろうが、まだ2年目。まだ23歳。精密なコントロールと打者のタイミングを外す独特のフォームで、“老獪”なピッチングを持ち味とする澤田。178センチ96キロの愛らしい体格に、どれほどの可能性を秘めているのか。今から期待しないではいられない。

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 また澤田は高校時代から、藤浪の話題を振られることが多く、現在「不振に陥った」としきりに囁かれるかつての盟友について、水を向けられることも少なくない。しかし、澤田の態度や言動は高校時代から一貫しており、藤浪に対する深い信頼とともに、周囲の声に振り回されない強い自我をのぞかせている。

 2013年、プロ1年目の藤浪に贈った寄せ書きには「もう一回同じチームでやれるようにがんばるわ。待っといて」と書いていた。結果的にチームもリーグも分かれてしまったが、4年の時を経て、まずは確かにプロの舞台に昇ってきた澤田。「同じチームで」というあの日の宣言が、例えば日本代表で叶ったとしたら。高校野球ファンには垂涎ものだろう。

 まだ若い彼らの野球人生は始まったばかり。その前途は可能性に満ち溢れている。澤田のインタビューに答える姿勢は堂々としたもので、アマチュア時代も現在のチームでも、人を惹きつける魅力を備えた、愛されキャラである。まずはプライベートでもよく一緒に釣りに行くという同期の黒木らと切磋琢磨し、鉄壁のブルペンを築く礎となれるか。2年目の背番号「49」に注目してほしい。

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