マ軍主力続々放出でジーターの収入アップ!? 黒字化成功ならボーナス支給か

黒字化なら年俸総額は8億円「個人としては利益も非常に早くあげることができる」

 そして、「マイアミ・ヘラルド」では、実際に2018年のマーリンズは黒字化が見込まれていると指摘。その大きな要因の1つが主力の放出で、スタントン、オズナ、ゴードンの3人で約4500万ドル(約51億円)の削減に成功したという。ジーター氏のもとで経営が健全化していることは確かなようだが、主力のトレードで獲得した若手も乏しく、著しく弱体化することをファンは危惧している。お気に入りのスター選手がいなくなるという事実も当然、ショックなはずだ。

 もっとも、ジーター氏個人にとっては、メリットが大きいという。CSBスポーツは、スーパースターがマーリンズ買収に投資した額は、2500万ドル(約28億3000万円)だったと紹介。ただ、最高経営責任者(CEO)としての報酬は18年~22年に毎年500万ドル(約5億6600万円)の総額2500万ドルで、「投資金額を短い期間で回収できることだろう」と記事では指摘している。これに黒字化のボーナスが加われば、「個人としてはこの投資での利益も非常に早くあげることができる」というのだ。

 記事には、ジーター氏が今季、報酬とボーナスで計700万ドル(約8億円)を手にすれば「イエリッチの年俸とほぼ同額になる」と痛烈な一言も添えられている。もちろん、生まれ変わったマーリンズが数年以内に勝てるチームへと成長すれば、問題はない。ただ、このまま低迷脱出のきっかけを掴めなければ…。レジェンドの大胆な改革に注目が集まっている。

(Full-Count編集部)

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