すでに厳しい生存競争の真っ只中…「新成人」のプロ野球選手たち
セは廣岡、小笠原ら15人
◯セ・リーグは15人
1997.04.09生 廣岡大志内野手(ヤ)
1997.04.25生 綾部翔投手(De)
1997.04.26生 巽大介投手(巨)
1997.05.14生 高橋奎二投手(ヤ)
1997.05.19生 青柳昴樹外野手(De)
1997.05.25生 ジュリアス投手(ヤ)
1997.06.07生 渡邉大樹内野手(ヤ)
1997.06.21生 高橋樹也投手(広)
1997.08.02生 望月惇志投手(神)
1997.10.03生 網谷圭将捕手(De)
1997.10.08生 小笠原慎之介 投手(中)
1997.11.11生 青木陸内野手(広)
1998.02.17生 山本武白志内野手(De)
1998.02.24生 橋本篤郎投手(巨)
1998.03.09生 與那原大剛投手(巨)
東海大相模高のエースで、夏の甲子園を制した小笠原慎之介がいる。昨年5勝を挙げた。智辯学園出身の廣岡大志も1年目から1軍で活躍。山本武白志は、九州国際大附高。巨人、ロッテの強打者でロッテの監督も勤め、昨年逝去した山本功児氏の子息。育成選手だ。
少しずつ1軍で顔を見る選手がいる一方で、ヤクルトのジュリアス(高知中央高、ドラフト4位)は、昨年トミー・ジョン手術を受けて戦力外となり、育成で再契約した。巨人の巽大介(岩倉高、ドラフト6位)も昨年、自由契約になり育成で再契約。すでに、厳しい生存競争が始まっている。
同世代で大学に進んだ選手は、今年3年生になる。来年のドラフトで指名されてプロ入りする。「新成人」選手たちは、まだプロ野球人生の入り口に立ったばかりだ。これからどんなドラマが待ち受けているだろうか?
(広尾晃 / Koh Hiroo)