ルーキーが入寮時に持ち込むこだわりの品 なぜか人気はプーさんのぬいぐるみ

定番はぬいぐるみ、くまのプーさんや地元ゆかりのもの

 選手たちが持ち込むもので、毎年多いのがぬいぐるみである。埼玉西武の野田昇吾投手は、社会人時代に在籍していた西濃運輸のカンガルーのぬいぐるみを、オリックスの佐藤世那投手は「ダッフィー」「ミニオンズ」「ぽてうさろっぴー」などのぬいぐるみを持参したが、なぜか毎年お目見えするのが「くまのプーさん」のぬいぐるみである。

 これまでも、楽天の八百坂卓丸選手、堀内謙伍選手、福岡ソフトバンクの谷川原健太選手、埼玉西武の郭俊麟投手などが「くまのプーさん」のぬいぐるみを持って入寮。楽天の今年のドラフト6位ルーキー・西巻も、やや汚れが目立つそのぬいぐるみを携えてきた。抱き枕として使用している選手が多いようだが、蜂蜜が好きな黄色いくまさんばかりが圧倒的な人気を誇るのはなぜなのだろうか。

 また、寮生活は、今まで暮らしていた故郷から離れなくてはならないことを意味するため、地元ゆかりのものを持参する選手も多い。福岡ソフトバンクの東浜巨投手は沖縄県の出身で、1点もののシーサーの置物を持ち込んだ。オリックスの小田裕也選手も、熊本県のゆるキャラ「くまモン」のひざ掛けを持参している。

読書家の西武・菊池、ヤンキース・田中は「野村ノート」を持参

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