つば九郎とドアラの“二強”を脅かせ 実は強烈なパ・リーグのマスコットたち
正統派の西武レオ&ライナ、ロッテは「謎の魚」が話題に
【埼玉西武】
○レオ
○ライナ
漫画の神様・手塚治虫氏の手でデザインされたレオは、立派な白いたてがみに精悍な顔つきのイケメンマスコットである。特技はアクロバットパフォーマンスで、昨年は「炎獅子ユニホーム」期間中の大型連勝に合わせて、連続バック転の回数を増やしていった。
レオの妹であるライナは、セクシーでキュートな仕草と躍動感あふれるダンスパフォーマンスが魅力。昨年から始めたツイッターは当初期間限定だったが、「えらいひと」からの「じれい」により継続することになった。なお、彼女に近づく選手は、もれなくレオの妨害に遭う。
【千葉ロッテ】
○マーくん
○リーンちゃん
○ズーちゃん
○謎の魚
カモメのマーくん、リーンちゃん、ズーちゃん(つなげるとマリーンズになる)は、球場外のステージでダンスや大喜利、筆談トークなど、なんでもこなす人気者。マーくんはアイドルDVDの鑑賞が趣味で「モーニング娘。’17」のファンだという。東京ヤクルトのつばみから熱烈なアプローチを受けているが、迷惑そうにしている様子がよく見られる。
リーンちゃんは益田直也投手と仲が良い。猫が好きで、ステッキ「にゃんにゃん棒」を持ち歩いている。昨年札幌ドームに遠征した際、好きな俳優である安田顕さん(北海道出身)のうちわを持って登場し、SNSがざわついたとかそうでないとか。
わんぱくな見た目と「あざとい」動きで人気を博すズーちゃん。注目してほしいのは他球団の選手との仲の良さだ。北海道日本ハムの谷口雄也選手、埼玉西武の永江恭平選手、楽天の聖澤諒選手、福岡ソフトバンクの中村晃選手ら親しいメンバーに対しては、イラストや手紙を試合前のベンチへ持参したり、彼らのグッズにサインを貰ったりして交流を図っている。
そして昨年、突如現れて全国に衝撃を与えた「謎の魚」は、第1形態がチョウチンアンコウのような魚。第2形態でチョウチンアンコウのような魚から人間の足のようなものが生え、第3形態は魚部分を脱ぎ捨てて「骨」が現れた。この骨は実に軽快に動き回る。昨年末には球団と「契約更改すらしてもらえない」と嘆き、有馬記念で一攫千金を目論んでいた。