「理想のフィット」か「贅沢品」か 注目のダルビッシュ移籍先はどこに?
「謎のチーム」にドジャース、マリナーズ、ブルワーズ、カージナルス、フィリーズ
「堅実なアップグレード」とされたのはカブスだ。ジェイク・アリエッタ投手がFAとなったが、ジョン・レスター、カイル・ヘンドリクス、ホセ・キンタナというエース級が健在。さらに右腕タイラー・チャットウッドを新たに獲得しており、ダルビッシュの加入がさらなるグレードアップになると強調した。
ブライアン・キャッシュマンGMが獲得興味を認めたヤンキースにとって、ダルビッシュは「贅沢品」という定義になるという。昨季大ブレイクしたルイス・セベリーノ、田中将大、ソニー・グレイ、C.C.サバシア、ジョーダン・モンゴメリーを擁する先発陣にダルビッシュが加われば、まさに「贅沢」な布陣となる。
同じく「贅沢品」とされたのは昨季覇者のアストロズ。こちらも昨季トレード獲得したベテラン右腕ジャスティン・バーランダー、生え抜き左腕ダラス・カイケル、ランス・マッカラーズ、チャーリー・モートン、コリン・マキューら先発層は厚い。だが、記事では「耐久性への懸念が存在する中、大型補強には意味がある」と怪我など予測不能なアクシデントに備えようという球団の姿勢を評価している。
「謎のチーム」として、契約の可能性を否定できない5球団を選出。昨季途中にトレード移籍したドジャースと筆頭に、マリナーズ、ブルワーズ、カージナルス、フィリーズの名前が並んだ。
エースを切望する球団との完璧なフィットを選ぶのか、優勝争いを展開する強豪の贅沢品となるのか。ダルビッシュの決断は大きな注目を集めている。
(Full-Count編集部)