衝撃の1文字「ダ」も… 一風変わったソフトバンクの歴代スローガン
「熱男」を継続し、「熱男2016」とした2016年は大逆転でのV逸
○超!ガツガツ行こう!
2013年(秋山幸二監督、4位)
日本一奪還を目指した2013年。選手、ファン、球団、それぞれが自分を超え、限界を超え、挑戦者であり続けなくてはならないという理念を込め、このスローガンとなった。だが、シーズンは5年ぶりのBクラスとなる4位に終わった。
○俺がやる。
2014年(秋山幸二監督、日本一)
2年連続で優勝を逃し、頂点の奪還を期した2014年。1人1人が責任感を持って準備し、何事にも意欲的に取り組む必死さが不可欠であり、困難を真正面から受け止めて自分自身で突き破る逞しさを持つという意味を込めたスローガンとなった。結果、日本一の奪還に成功した。
○熱男(アツオ)
2015年(工藤公康監督、日本一)
秋山監督の退任により、工藤監督が就任した2015年。2年連続日本一を目指し、どんな時も決してあきらめず、前向きに、情熱的に突き進む姿勢を示して「熱男」となった。松田宣浩がホームラン後のパフォーマンスとするなどファンにも浸透し、チームも2年連続日本一になった。
○熱男2016
2016年(工藤公康監督、2位)
2年連続日本一を達成した前年度を踏襲し「熱男」に若干手を加えた「熱男2016」がスローガンとなった。選考過程では数々の候補が上がったものの、「熱男」以上にしっくりと来るものがなく、継続することに。シーズンは日本ハムに大逆転での優勝を許してV逸。クライマックスシリーズでも日本ハムに敗れ、3年連続日本一はならなかった。
○1(ワン)ダホー!
2017年(工藤公康監督、日本一)
日本一奪還に挑んだ2017年。「1番」「日本一」「一致団結」「一丸」「一生懸命」などの意味から「1」を取り入れ、2017年が「ワンダフル」な「ホークス」になるようにという思いが込められ「1(ワン)ダホー!」に決まった。前年までの「熱男」に続くキャッチーなフレーズで、ファンにもしっかりと浸透、定着した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)