3連覇狙う広島の助っ人陣容 5選手が残留、2人のドミニカンが鍵握る?

広島・エルドレッド(左)とジョンソン【写真:荒川祐史】
広島・エルドレッド(左)とジョンソン【写真:荒川祐史】

セ連覇もCSでDeNAに不覚、V3&1984年以来の日本一目指す広島

 2017年は2年連続でセ・リーグを制覇しながら、クライマックスシリーズでDeNAに不覚を取り、日本シリーズ進出を逃した広島。1984年以来遠ざかっている悲願の日本一には辿り着けず、その夢は2018年に持ち越されることとなった。

 37年ぶりのリーグ連覇を果たした2017年は、ローテの柱として期待された左腕ジョンソンが離脱を繰り返してわずか13試合6勝止まりに終わったが、セットアッパーのジャクソンは60試合に投げて30ホールド、エルドレッドは116試合で27本塁打78打点と上々の結果を残した。育成選手からシーズン途中に支配下契約となったバティスタも、デビュー2打席連続代打本塁打の離れ業を演じるなど11本塁打を放った。

 悲願の日本一を狙う2018年に向け、ジョンソン、ジャクソン、エルドレッド、バティスタ、そして、こちらもシーズン中に育成選手から支配下に昇格し、ウエスタンリーグ首位打者となったメヒアが残留。ライアン・ブレイシア投手、ブレイディン・ヘーゲンズ投手、ラミロ・ペーニャ内野手が退団となったが、昨季、米MLBのブルージェイズで13試合に投げていたレオネル・カンポス投手を補強した。

 4人の外国人枠に対し、現状では投手3人、野手3人の陣容で日本一に挑むであろう広島。果たして、就任4年目となる緒方孝市監督はいかなる外国人起用を見せてくれるのか。2月1日のキャンプインまで、あと半月ほど。ここでは、広島カープの2018年の助っ人陣容をおさらいしてみよう。

新加入のカンポスはメジャー通算38試合に登板した中継ぎ投手

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