3連覇狙う広島の助っ人陣容 5選手が残留、2人のドミニカンが鍵握る?

エルドレッド、バティスタ、メヒアの野手3人を、緒方監督はどう起用するのか

ブラッド・エルドレッド内野手
2017:116試合344打数91安打27本塁打78打点 打率.265
NPB通算(6年)539試合1838打数479安打128本塁打356打点 打率.261
 広島に加入して2018年で7年目を迎える大砲。2012年のシーズン途中に加入し、6年連続で2桁本塁打を放ち、2014年には本塁打王となっている。その一方で故障が多く、規定打席に到達したのは、2014年だけ。広島市内の移動にママチャリを愛用していることでも有名で、ファンに愛されている助っ人でもある。

サビエル・バティスタ内野手
2017:61試合125打数32安打11本塁打26打点 打率.256
NPB通算(1年)61試合125打数32安打11本塁打26打点 打率.256
 2009年にカブスとマイナー契約を結ぶも、2013年に退団。母国のドミニカ共和国へと戻ると、カープアカデミーに入った。2016年に育成選手としてカープと契約。昨季ウエスタンリーグで打棒が爆発すると、6月に支配下契約を結んだ。6月3日のロッテ戦で代打でデビューすると、初打席でいきなり本塁打。翌日にも代打で本塁打を放ち、史上2人目となるデビューから2打席連続代打本塁打を放った。守備に難があるものの、その打力は魅力。緒方監督はこのバティスタをどう使うだろうか。

アレハンドロ・メヒア内野手
2017:9試合14打数3安打0本塁打1打点 打率.214
NPB通算(1年)9試合14打数3安打0本塁打1打点 打率.214
 バティスタと同じくドミニカ共和国のカープアカデミー出身。2013年にアカデミーに入ると、2016年にバティスタとともに育成選手契約を結んだ。昨季7月20日に支配下へと昇格。1軍では9試合出場にとどまったが、ウエスタンリーグで104試合に出場し、402打数133安打18本塁打77打点、打率.331の好成績をマークして首位打者に。2018年の飛躍が期待されるドミニカンである。

(Full-Count編集部)

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