目玉はメジャー通算71発の大砲 33年ぶり日本一を目指す阪神の助っ人陣容

台湾人の呂彦青は台湾アマ球界ナンバー1の呼び声高い左腕

○新加入
【投手】
呂彦青投手
 プロとしてのキャリアはなく、台湾の国立台湾体育運動大学から阪神入りする左腕。2015年のWBSCプレミア12、2016年のU-23ベースボールW杯で台湾代表に選出された将来性豊かな台湾アマ球界ナンバーワンの呼び声高い投手である。まだ21歳と若く、即戦力というよりも、2、3年以内の台頭を期待したい選手だろうか。

ディエゴ・モレノ投手
2017(レイズ)5試合0勝1敗0セーブ 防御率4.76
MLB通算9試合1勝1敗0セーブ 防御率5.06
マイナー通算257試合28勝17敗30セーブ42ホールド 防御率2.94
 ベネズエラ出身の右腕。パイレーツ傘下、ヤンキース傘下などを経て、2015年途中にヤンキースとメジャー契約。2017年はレイズとマイナー契約を結び、メジャーで5試合に登板していた。主に中継ぎを務めていた投手でマテオ、ドリスの2人のバックアッパー的な役割となるではないだろうか。

【野手】
ウィリン・ロサリオ内野手
2017年(ハンファ)119試合445打数151安打37本塁打111打点 .339
KBO通算(2年)246試合937打数309安打70本塁打231打点 .330
MLB通算(5年)447試合1512打数413安打71本塁打241打点 .273
 ドミニカ共和国出身で、今オフの阪神の補強の目玉。ロッキーズ時代の2012年に、捕手でありながらも28本塁打を放って一躍注目を浴びた。2013年にも21本塁打を放ったが、2014、2015年と成績を落とし、2016年からは韓国のハンファでプレーした。ハンファでは2年連続で3割30本100打点を記録。実績十分の大砲で、大きな期待がかかる助っ人である。

7年連続規定投球回到達の大黒柱メッセンジャーはNPB9年目のシーズンへ

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