豪WLで衝撃の乱打戦 両軍合わせて46安打41得点の記録的スコア

乱打戦となったシドニー・ブルーソックス対パース・ヒートの試合結果
乱打戦となったシドニー・ブルーソックス対パース・ヒートの試合結果

シドニーVSパースで衝撃の打撃戦

 オーストラリアで行われているウインターリーグ(WL)で1試合計41得点という衝撃的なスコアが飛び出した。14日に行われたシドニー-パースの一戦で記録されたもの。シドニーが25安打で22得点、パースが21安打で19得点をマークした。壮絶な打撃戦となった試合は両軍合わせて46安打41得点という結果に終わった。

 日本ハムの杉谷拳士内野手が参加したことでも話題となっている今年のオーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)。今回記録的なスコアが飛び出したのは杉谷の所属したブリスベンではなく、シドニー-パースの一戦だった。シドニーは初回に2点を先制するとその後も得点を重ね、3回に8点、4回に7点とビッグイニングを記録。対するパースも1イニング5点以上を3回も記録した。この試合ではかつて独立リーグ四国アイランドリーグplusの高知に所属した蒋智賢がシドニーで「3番・DH」で出場し、3安打2本塁打7打点の活躍を見せた。

 両軍合わせて12本塁打が飛び交った試合は海を越えて米国でも話題となり、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」でも特集。昨年のメジャー1試合最多得点は7月26日のマーリンズ-レンジャーズの22-10だったことを紹介した。同試合では当時マーリンズに所属したイチロー外野手が3打数2安打1打点3得点3四球で5出塁の活躍。一方、レンジャーズで先発したダルビッシュ有投手は4回途中9安打で10失点(自責10)を喫していた。

【動画】四国アイランドリーグplusにも所属した蒋智賢が2ランを放ち、シドニーに22点目をもたらす

RECOMMEND