最年少で殿堂入りの松井秀喜氏 日米を舞台に本塁打と共に歩んだ野球人生

ヤンキースでは2009年にワールドシリーズMVPを獲得

 ヤンキースの主力選手として信頼を集めていた2006年5月11日のレッドソックス戦。「5番・左翼」で出場していた松井は、1回表にマーク・ロレッタの左飛を捕球しようとして左手首を骨折し、長期離脱を余儀なくされる。巨人時代から続いた連続出場は「1768」で途切れる形となった。同年9月12日の復帰戦では4打数4安打と活躍し、喝采を浴びた。

 以後もヤンキースの中軸選手として活躍したが、左ひざの故障が悪化し、徐々に成績が低下。そんな中、2009年に行われたフィリーズとのワールドシリーズでは、6試合で13打数8安打3本塁打8打点と大爆発。優勝を決めた第6戦では殿堂入りした大投手ペドロ・マルチネスから先制ホームランを放つと、さらにタイムリーヒットで続くなど4打数3安打6打点の大活躍し、日本人初のワールドシリーズMVPに輝いた。しかし、ヤンキースは松井との契約を続行せず。このオフにFAとなり、エンゼルスと契約。アスレチックス、レイズでもプレーし、2012年限りで引退した。

 NPBでの通算は1390安打、332本塁打、889打点、打率.304

 MLBでは通算は1253安打、175本塁打、760打点、打率.282

 MLBでの通算本塁打、打点は、NPB出身の日本人選手最多を記録している。日米両方での1000安打は、イチローに続き2人目。オールスターにはNPBで9回出場、MLBでも2回選出されている。松井秀喜氏の43歳7か月は、2014年の野茂英雄氏(45歳4か月)を更新する最年少での殿堂入りとなった。この実績を考えれば、当然と言えるだろう。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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