大谷上陸に米ゲーム界の混乱続く “2人扱い“に続き「ルールそのものを変更」

大谷は「特別な才能」、対応するために「ルールそのものを変えてしまった」

「もしオオタニが他に類を見ない選手であるならば、彼を他の選手と同じ枠に嵌めようとすることはできない。(我々は)そんなことはしない。オオタニの特別な才能に対応するため、CBSファンタジーは試合のルールそのものを変えてしまった。それにより、オオタニをドラフトした(ゲームの)プレーヤーはオオタニを打者か投手のどちらかで起用できるようになる。

 2つの異なるオオタニをドラフトする必要がなくなったわけではあるが、彼を投手/打者の両方で同時に使えないというわけだ。もし彼が投手としてラインナップに入った場合、ピッチングの成績がカウントされる。彼が打者(としてプレーする)なら、彼の打撃の成績がカウントされる」

 大谷が2人になるという衝撃的な形ではないものの、枠に嵌めたくないために、ルールそのものを変更したという。ただ、起用法としては、登板日は投手として使い、マウンドに上がっていない時はDHか外野手として使える形になると言及。こちらは日本ハム時代のような「1番・投手」などの“リアル二刀流“で大谷が出場した場合、どちらか片方のポイントしかつけられないことになりそうだ。

 まさに前代未聞のプレーヤー。歴史ある「ファンタジー・ベースボール」の世界が“混乱“していることは間違いない。記事では「彼はファンタジーベースボールにおいて初の、二通りでプレーする資格を持った選手である。そして、チームを編成する際に、それが何を意味するのかを理解しなければならない」との“注意書き“も加えている。

「オオタニは世代を代表する選手になる可能性があり、そしてそれは、単に彼が才能豊かであるからというわけではない。オオタニは(投打の)両分野における違いを生み出す選手になりうるのだ。彼をとりまく独特な状況に対して過剰に反応したり、彼を(ファンタジーベースボールのドラフトで)3巡目で指名するなんてしたくはないだろう。しかし、彼はその才能によって2018年のメジャーにおいて存在価値を高めることができ、それを無視することもしたくはないだろう。この熱狂ぶりに値する選手であり、彼の才能を使う機会をファンタジープレーヤーたちに提供することを本当に望んでいる」

 実際の試合の結果が反映されるゲームの世界でも、大谷は米国で“革命”を起こすのか。1つ1つのプレーにファンは一喜一憂することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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