中日の先発ローテ争いは横一線 入団テスト合格なら松坂大輔にもチャンス

先発1番手はメジャー通算51勝のディロン・ジー

 ローテ入りが有力なのは昨年まで2年連続で開幕投手を務めた大野。昨季は7勝8敗と苦しんだが今季は復活をかけるシーズンになる。先発、中継ぎとフル回転で活躍した又吉克樹は先発に専念することになればローテ入りはグッと近づく。

 新戦力ではメッツ時代の2014年に開幕投手を務め、メジャー通算51勝を誇る右腕ディロン・ジー(元ツインズ)、ドラフト1位で入団した最速157キロ右腕の鈴木博志(ヤマハ)が即戦力候補。その他には昨年のドラフト1位・柳裕也、2015年に10勝をマークした若松駿太、シーズン終盤に2勝を挙げたベテラン・山井大介が虎視眈々とローテの座を狙っている。

 現段階ではディロン・ジーは実績、実力ともに群を抜いているだけに先発ローテの1番手。次点では大野、再び先発転向の可能性もある又吉、将来のエース候補・小笠原の名前があがる。復活をかける松坂は先発4、5番手を争うことになるだろう。

【2018年中日の主な先発ローテ候補】

ディロン・ジー(元ツインズ)
大野雄大
小笠原慎之介
又吉克樹
松坂大輔
吉見一起
鈴木翔太
柳裕也
鈴木博志(ヤマハ)
若松駿太
山井大介
笠原祥太郎

(Full-Count編集部)

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