主力大量放出のマーリンズ、ジーター氏は本拠地の巨大オブジェも撤去希望?
チーム再建の過程で批判も浴びるジーター氏、本拠地名物も撤去へ
マーリンズの新ナーナーに就任したデレク・ジーター氏が、本拠地マーリンズパークのセンターに設置されている名物巨大オブジェ「ホームラン・フィーチャー」の撤去を望んでいると、地元紙が報じている。この計画には、マルロス・ヒメネス市長も賛同しているという。
オーナーに就任後、ジャンカルロ・スタントン、ディー・ゴードン、マルセル・オズナら主力選手を次々とトレードで放出しているジーター。選手の総年俸削減、チーム再建のためとはいえ、代わりに獲得した若手の質が良くないことなどから戸惑いや批判の声も挙がっており、チーム内からトレードを志願する主力選手も出てきている。
そして、ここに来て地元紙をにぎわせたのが、ジーター氏が「ホームラン・フィーチャー」を撤去したがっているとの報道。地元紙「マイアミ・ヘラルド」は「デレク・ジーターはマーリンズのホームラン・スカルプチャー撤去を望んでいる、そして市長は手助けをしている」とのタイトルの記事を掲載し、「デレク・ジーターはマリーンズパークのホームランスカルプチャー撤去に関してマイアミ・デイドから支援を受けるかもしれない。新オーナーと同郡の市長は撤去を望んでいる」と報じた。
デイド群のカルロス・ヒメネス市長は、ジーター氏らとの会談後に取材に応じ「彼ら全員がそれについてあまり関心があるとは思わない」と言及。ファンの間では感心が高まっている「ホームラン・フィーチャー」についての話は、それほど深く議論されなかったようだ。そして、「私はファンではない。できることはないか、我々は考えてみるつもりだ」と続けている。