斎藤佑、堂林、高橋周平… 今季こそ飛躍期待、正念場を迎える選手たち
“プリンス”に“未完の大砲”、目覚めの時を待つ大砲たち
〇広島・堂林翔太内野手
2017:44試合46打数10安打1本塁打11打点 打率.217
NPB通算(8年)466試合1307打数309安打31本塁打130打点 打率.236
鯉のプリンスも伸び悩んでいる。昨季は1軍初出場した2012年以降では最小の54打席。外野守備挑戦や、新井に弟子入りしての肉体改造など、シーズン前の期待は高かったが、結果的には期待外れに終わった。広島は内外野共に層が厚く、割って入るには相当なアピールが必要。キャンプから背水の覚悟が必要になる。
〇中日・高橋周平内野手
2017:41試合129打数30安打2本塁打10打点 打率.233
NPB通算(6年)335試合950打数223安打23本塁打101打点 打率.235
昨年の出場試合数はルーキーイヤーの2012年に並ぶ最少。2軍暮らしも長く、1軍で主軸を打つどころか、1軍定着もままならなかった。飛ばす力は誰もが認める“未完の大砲”。今日1月18日で24歳と若いだけに、きっかけさえつかめば飛躍する可能性は秘めている。
〇DeNA・石川雄洋内野手
2017:63試合167打数41安打2本塁打11打点 打率.246
NPB通算(13年)1078試合3747打数965安打21本塁打212打点 打率.258
中堅からベテランにさしかかる年齢になった。昨季は63試合の出場で、近年では最少。今季は阪神からFAで大和が加入し、二塁のレギュラー争いはさらに激戦に。通算1000安打までは残り35本。33歳と老け込む年齢ではなく、もう一花咲かせたいところだ。
(Full-Count編集部)