レジェンド田中に迫る則本、最多安打は嶋が奪取か!?…楽天の歴代投打5傑
セーブ数は松井裕樹が圧倒
投手成績を見てみよう。
○通算勝利数5傑
1.田中将大 99勝(2007-13年)
2.岩隈久志 65勝(2005-11年)
2.則本昂大 65勝(2013年-)※
4.永井怜 43勝(2007-15年)
5.美馬学 41勝(2011年-)※
MLBに移籍した田中、岩隈の歴代エースが1、2位だが、2位タイにつける現役の則本が今季には単独2位になるだろう。まだ100勝投手はいない。則本が最初のテープを切ることになるか?
○通算奪三振数5傑
1.田中将大 1238個(2007-13年)
2.則本昂大 991個(2013年-)※
3.岩隈久志 747個(2005-11年)
4.青山浩二 632個(2006年-)※
5.永井怜 616個(2007-15年)
奪三振数も田中将大が1位だが、4年連続奪三振王の則本昂大が大股で追いかけてきている。則本は4年連続で200奪三振をマーク。今季中に田中を抜く可能性もある。
○通算セーブ数5傑
1.松井裕樹 96(2014年-)※
2.福盛和男 59(2005-07年、09-10年)
3.青山浩二 45(2006年-)※
4.ラズナー 40(2009-13年)
5.小山伸一郎 36(2005-15年)
パ・リーグではサファテに次ぐ屈指のクローザー・松井裕樹が1位。NPB史上29人目の100セーブを通過点として、さらに記録を伸ばすだろう。
○野球殿堂入り
1989年 野村克也 指導者
2016年 星野仙一 指導者
歴史の浅い球団だけに、関連する人物で野球殿堂入りしているのは監督経験者の2人だけだ。今後、OBになった田中将大などの選手、指導者が殿堂入りすることだろう。楽天の歴史はこれから作られるのだ。
(広尾晃 / Koh Hiroo)