私服ファッションショーも “パ・リーグチア”総勢52人が共演「どんどん進化」

「大阪以外の場所で開催できれば」―

 最後にオリックスの「BsGirls」、福岡ソフトバンクの「ハニーズ」によるパフォーマンスを経て、毎年恒例の“6球団応援歌メドレー”で締めくくり。あっという間に終わった3時間の公演を1750人の観衆が堪能した。会場で驚かされたのが、球団を問わず、他球団のファンが正確な合いの手や、ベストなタイミングで一体となって歌っていた点、そして女性のファンが想像以上に足を運んでいたという点だ。3年目となる今年、ファンの中で徐々にイベントが認知されつつあり、球団を問わずに交流が増えていることも相まって、他球団のチアによる応援やダンスが知られつつあるのだろう。

「オフにパ・リーグ6球団が集まって行うイベントがなかなかないので、恒例行事にしていきたいという思いから、今年も開催いたしました」と開催の意図を語ったのは「オリックス野球クラブ株式会社 リテール営業部 イベント・運営グループ長」の水田真氏。「パフォーマンス自体もどんどん進化していっており、今年はさらにパワーアップした立派なパフォーマンスをお見せできたかと思います」と満足気に公演を振り返った。

 今後については、「ここまでの3回は全て大阪でやってきたので、大阪以外の場所で開催できれば、今までは来られなかったファンの方にもパフォーマンスが見てもらえると考えています。そのためにも恒例行事として続けていき、全国で開催できるようになればいいなと思っています」と“パ・リーグ ダンスフェスティバル”にかける思いを熱く語った。

 公演には、各球団のメンバーが「チームに残っているメンバーの分も全力で」と口を揃えて意気込み、東北ゴールデンエンジェルスのAKINAさんは「星野仙一さんがおっしゃられていた“誰かのために”という強い気持ちで舞台に立ちました」と特別な思いで臨んだ。ファンにとっても、出演メンバーにとっても特別な舞台である、“パ・リーグ ダンスフェスティバル”。水田氏が今後の展望を口にしたように、来年以降は全国各地での開催に発展していくことを願いたい。

【動画】パ6球団の女神たちが集結… 選抜メンバーによる応援歌メドレー

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