ホークス春季キャンプに“異変” 若手に明暗、A組に入った選手と漏れた選手

A組に抜擢された若手は栗原、九鬼の捕手2人だけ

○栗原陵矢捕手 
1軍通算3試合3打数0安打0本塁打0打点 打率.000
 2014年のドラフト2位で、春江工高から入団した捕手。高校3年の夏は甲子園出場を逃したものの、U-18日本代表に選出されて主将と正捕手を務めた。2017年に高谷裕亮の負傷に伴い、1軍デビューを果たした。オフに鶴岡慎也がFAで日本ハムに、山下斐紹がトレードで楽天へ移籍。1軍の捕手枠に最も近い存在で“打てる捕手”として期待されている。

○九鬼隆平捕手
1軍出場なし
 秀岳館高から2016年のドラフト3位でソフトバンク入りした強打の捕手。高校通算26本塁打を放ち、U-18日本代表でも4番を務めた。1年目の2017年はウエスタンリーグ21試合で2本塁打、3軍戦では64試合で7本塁打を放った。2018年が高卒2年目だが、捕手2人がチームを去ったこともあり、主力組が集まるA組に組み込まれた。

【B組スタート】
○松本裕樹投手
1軍通算16試合2勝4敗0セーブ 防御率4.85
 2014年のドラフト1位で盛岡大付高から入団した右腕。2016年に1軍デビューを果たすと、2017年には和田、武田ら怪我人が続出する中で先発ローテ入り。プロ初勝利を含む2勝をマークした。開幕ローテ入りを狙う4年目となるが、分厚い投手陣もあり、B組でのスタートとなった。

○田中正義投手
1軍登板なし
 2016年のドラフトで5球団が競合した最速157キロの右腕。創価大から入団したルーキーイヤーは開幕前に右肩の不調を訴えて離脱。シーズンのほとんどをリハビリに費やすことになり、1軍登板はおろか、2軍戦でもわずか1試合の登板に終わった。持っている潜在能力は申し分ないだけに、復活が期待される。

笠谷、古谷の期待の左腕2人もA組から外れた

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