プロ16年目オリ小谷野が狙う初の松坂撃ち 「大輔と対戦しないといけない」

昨年はチーム2位の打率.277「ポジションを譲る気はない」

 小谷野も十分過ぎるほど、プロの世界で結果を残してきた。日本ハム時代は4番を務め、2010年には109打点を挙げて打点王のタイトルを獲得。2015年にFAでオリックスに移籍後は、度重なるケガに悩まされ思ったような結果を残せなかったが、昨季4年ぶりに100試合出場を超えた。チーム2位の打率.277をマークし、ベテラン健在を見せつけている。

 37歳と体力的には若手に負けることもあるが、経験、技術で劣るとは思っていない。「強いチームになるためには若手が出てこないといけない。けど選手である以上、ポジションを譲る気持ちはない。個人的には去年以上の成績は残したいと思っている。大輔と対戦しないといけないから」。今年、中日との交流戦は5月29日からナゴヤドームでの3連戦。プロ16年目での初ヒットを夢見て、小谷野のシーズンがスタートする。

(Full-Count編集部)

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