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ロッテ福浦があえて口にする大記録への思い 「打つのは自分の宿命」

気が付けば25回目の春季キャンプを迎えた。通算2000本安打まであと38本と迫る千葉ロッテマリーンズの福浦和也内野手は今年も石垣島で球春到来の日を迎えた。ライオンズ・松井稼頭央外野手と並んで野手最年長の42歳だ。

ロッテ・福浦和也【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・福浦和也【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

2000本安打まで残り38本、松井稼頭央に刺激

 気が付けば25回目の春季キャンプを迎えた。通算2000本安打まであと38本と迫る千葉ロッテマリーンズの福浦和也内野手は今年も石垣島で球春到来の日を迎えた。ライオンズ・松井稼頭央外野手と並んで野手最年長の42歳だ。

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「こんなにやれるなんて夢にも思っていないよ。最年長野手はうれしいような悲しいような。でも(松井)稼頭央くんがいるのは大きい。ライバルでもあるけど、お互い励ましあう存在だからね」

 一人また一人と同じ年齢の選手が引退をしていく中、現役道を貫く松井稼頭央外野手の存在は大きい。楽天イーグルスを退団し、ライオンズ入りが決まった時はうれしさのあまり、すぐに連絡をとった。記者会見で松井が口にした言葉の数々が身に染みた。「現役は1度しかない。ここまできたら、とことんいきたい。野球が好きという事に勝るものはない」。同じ年の選手だからこそ分かり合える心境。話は弾んだ。「お互い頑張ろう」と励まし合った。少しでも長く、存在感を見せファンに喜んでもらいたい。その想いは共通している。

 だからこそ2018年の始動は早かった。1月3日の早朝には誰もいないZOZOマリンスタジアムを訪れるとダッシュを繰り返し、ウエートを行い、バットを振った。室内練習場はまだ開場していなかったため、ブルペンでひたすら打ち込んだ。徐々に打撃感覚を研ぎ澄ませていく例年とは違い、年始からマシンで高速球をはじき返す異例の姿があった。

「例年よりバットを振るのも、全力疾走をするのも早い。オフに入る前に監督は選手全員に『春のキャンプでは初日に合わせて体を作ってくれ』と指示を出されていた。コーチ兼任だから自分は別というわけにはいかない。逆に若い選手たちに見せてやろうと思っている。この年で、しっかりと初日から全力で動き回る姿をね」

 強い決意がみなぎっていた。打撃コーチ兼任の肩書が新たに加わる今季。しかし、だからこそ、その背中でチームを引っ張らないといけないと考えている。「年だから」と甘えるつもりも毛頭ない。年輪を重ねた今こそ、さらに自分に厳しく、そして明確に結果を追求していくつもりだ。

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