1年目で10勝も調子に波 DeNA浜口がたどり着いた課題解決の答えとは
好不調の波を減らすために求める「フォームの再現性」
DeNAの2年目左腕・浜口遥大投手が4日、今キャンプ3度目のブルペン投球を行った。速球、スライダー、カーブ、フォークを交えて52球を投げ、「今のところ順調。回数を入るうちによくなっている感じがある」と手応えを語った。
今キャンプのテーマは「フォームの再現性」だ。ルーキーイヤーだった昨季は、22試合に先発して10勝6敗、防御率3.57の好成績を挙げ、日本シリーズでもホークス打線を圧倒する快投を披露。だが、プロとして初めて野球と1年向き合う中で見つかる課題もあった。
それが、体の状態によってフォームが崩れてしまうこと。結果として、好不調の波が生まれてしまった。1年間安定したパフォーマンスを続けるには何が必要か。そう考えた時にたどり着いた答えが「フォームの再現性を高めること」だった。
「やっぱり7月、8月くらいになってくると体も疲れてきますし、そこでフォームの再現性を高めて、同じようなフォームで投げることができれば一番いいのかなと思います」